都七福神

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都七福神(みやこしちふくじん)は、京都府京都市内の7箇所の社寺から構成される七福神めぐりの巡礼札所。七福神めぐりは、京都が発祥の地とされ、歴史の古いものとなっている。

概要[編集]

室町時代に京都で最初に七福神信仰がおこり、それが次第に日本各地に拡がっていったといわれている。えびす神以外は中国とインド由来の神である。正月に参詣すると福がもたらされるという。また毎月7日が七福神の縁日である。

都七福神の一覧[編集]

通称(堂名) 社寺 宗派 所在地
えびす神社 京都ゑびす神社 えびす 神道 京都市東山区大和大路通四条下ル小松町125 
松ヶ崎大黒天 妙円寺 大黒天 日蓮宗 京都市左京区松ヶ崎東町31 
毘沙門堂 東寺 毘沙門天 東寺真言宗 京都市南区九条町1 
弁天堂 六波羅蜜寺 弁財天 真言宗智山派 京都市東山区五条通大和大路上ル東 
赤山さん 赤山禅院 福禄寿 天台宗 京都市左京区修学院開根坊町18 
革堂 行願寺 寿老人 天台宗 京都市中京区寺町通竹屋町上ル行願寺門前町17 
天王殿 萬福寺 布袋 黄檗宗 京都府宇治市五ヶ庄三番割34 

参考資料[編集]

  • 『都七福神由来』
  • 『都七福神御宝影聚』

外部リンク[編集]