暇空茜

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ひまそら あかね
暇空 茜
生誕 水原 清晃みずはら きよてる
1982年または1983年[1]
日本の旗 日本大阪府
住居 日本の旗 日本
別名 暇な空白
教育 学士
出身校 東大寺学園中学校卒業
東大寺学園高等学校中退
近畿大学文芸学部卒業
職業 ゲーマー
ゲームクリエイター
YouTuber
ブロガー
作家
団体 セガ2007年 - 2012年
gloops2012年頃入社、退社年不明)
グラニ(2012年入社、退社年不明)
Cygames2018年時点)
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暇空 茜
人物
職業
YouTube
チャンネル
活動期間 2021年 -
登録者数 20.4万人
総再生回数 5411万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2024年2月20日時点。
テンプレートを表示

暇空 茜(ひまそら あかね[2]1982年または1983年[1] - )は、日本の男性ゲーマー[3]ゲームクリエイターYouTuberブロガー[4]作家[5]。株式会社グラニ元取締役[6]。本名は水原 清晃(みずはら きよてる)[7][8][9]、配信サイトnoteでの表示名は暇な空白。「無職一般富裕オタク」を自称している[1]

暇空茜と名義を改めてからXやYoutubeで使っているアバターは、ピンクのロングヘアの少女の姿をしている。探偵のような服装で、頭部に紐状の赤いリボンと、緑色の市松模様の布リボンをつけている。Youtubeでは、水原の友人である「なる」も少女姿のアバターを使い、二人の少女の会話形式で動画が進む。なお、動画はなるが制作し、Youtubeとnoteの売上は水原となるが折半している[10]。動画上での声は、VOICEROID琴葉茜を使用。「暇空茜」と琴葉茜は、髪色や特徴的な2つのリボンの配置などキャラデザインが似ており名前も一致するが、水原は「暇空茜」をオリジナルキャラクターであるとしている[11]

経歴[編集]

生い立ち[編集]

大阪府出身[12]。祖父をシベリア抑留で失ったという[13]

小学生の頃に知能検査で高い数値を出したため、両親が狂喜して教育熱心となり、小学生から猛勉強を強いられ中学受験で東大寺学園中学校・高等学校に入学したが[14]、学業に身が入らず不登校になったという[15]。そうした環境下で父親から家庭内暴力を受けていたが、ある日、父から殴られた際に父の肩を包丁で刺したことで警察沙汰になり、高校を退学したとしている[15]

その後、大学入学資格検定合格後、近畿大学へ入学した。大学では哲学を学んだ[15]

コンピュータゲームへ熱中[編集]

中学生時にパソコンを買い与えられ、インターネットやオンラインゲームウルティマオンライン』へ熱中したという。水原は『ウルティマオンライン ビギナーズガイド』(ローカス、2001年9月28日)他6冊の編集に関わった、と述べている[16][17]。上述のように父親を刺傷した直後も、警察官が自宅を訪ねるまでウルティマオンラインで遊んでおり、親を恐怖させたと告白している[15]

水原の主張によれば、人気オンラインゲーム『ファイナルファンタジーXI (FF11)』で難関であった「闇の王」を世界で最初に倒した匿名プレイヤーの「Apos」は水原であるという[18][19]。Aposは2002年にFF11の公式ファンブック『ヴァナ・ディール トリビューン』に掲載されたことがある[20]ほか、声優の加藤英美里によるFF11攻略企画に、声優の今井麻美サイゲームス取締役の木村唯人らとともに、特別ゲストとして招待された[21]

また、Aposこと水原は『ソードアート・オンライン』の主人公「キリト」のモデルを自称しており、キリトの使用する「スイッチ」という戦術は「Apos戦法」を元にしていると主張している[18][注釈 1]

就職後[編集]

大学卒業後、2007年にセガに入社し[1]、その5年後gloopsに転職。2012年にgloopsにいたメンバーと共に「グラニ」を創業し[1]、『神獄のヴァルハラゲート』の製作に携わったとしている[1]。2018年までにはグラニを退社し、Cygamesに転職していた[24]

作家の山本一郎によれば、gloopsおよびグラニ在籍当時の水原はイベント、データテーブル、ゲームシステム周りを設計するプランナー職に就いており、「一点突破の仕組みづくりのプロフェッショナル」だったと評価している[25]

2020年頃から[要出典]、インターネット上の著名人に対する「認知プロファイリング活動[注釈 2]」を開始。2022年から開始した、仁藤夢乃に対する認知プロファイリング活動、付随して行われた住民訴訟などが報道され、注目を集める。

金銭トラブルをめぐるグラニ社との民事訴訟[編集]

2013年1月1日に水原はグラニ社の取締役に任命されるが[6]、のちにグラニ社長と金銭トラブルが発生した。内容は水原がグラニ社と委任契約を結んだ当初の条件が履行されなかったこととされる[25]。このためグラニ社長と水原との関係が悪化した。

2013年に水原は、グラニ社長を相手取って1億1294万1261円の収益金配分とそれに対する遅延損害金の支払い求めて民事訴訟を起こした[27][28]。この裁判は一審で420万円の支払いを認め、残りを棄却する一部認容・一部棄却がなされ[29]、原告・被告ともに控訴。控訴審では開発過程を明らかにするためにチャットログの開示を求める文書提出命令の申し立てが追加され、文書提出命令に関しては2016年に請求が認容された[30]。また、2015年には、保有株式の持分比率の低下によって損害を被ったとして損害賠償請求を提起[31]。第一審では5億7469万3828円の限度で請求が認容されたものの、控訴審では3億9998万5814円に減額[32]。水原の上告によって最高裁まで争ったものの、2022年に上告が棄却されて判決が確定した[31][33][32]。一連の裁判により、水原は6億円を得たとされている[1][25]

この裁判の結果について、水原は「これだけ高額な損害賠償請求を起こすには莫大な弁護士費用がかかります。僕は勝訴するまでは、約2000万円の借金を抱えているピンチにありましたが、途中、相手方が提案してきた3億円の和解案も蹴ったうえで、勝利を収めたのです。弁護士は『100人中100人が和解します』と青ざめていましたが、僕は納得できない理由で妥協ができない性格です。この姿勢はColabo問題でも貫いています」と新潮社のインタビューで述べた[1]

若年被害女性支援団体との対立・訴訟[編集]

Colaboへの追及・対立[編集]

水原は『宇崎ちゃん騒動』を機にフェミニスト界隈への対抗姿勢を強め、その後仁藤夢乃『温泉むすめ』に対し「性差別で性搾取」などと批判したことを受け、仁藤が代表理事を務める若年被害女性支援団体「Colabo」に対する追及を開始した[1][注釈 3]

水原は「調査結果」や「認知プロファイリング」の結果をnoteYouTubeTwitterなどに随時投稿・公開[34][35][36]しながら、Colaboに事業を委託していた東京都への情報開示請求や住民監査請求、裁判所への住民訴訟を行っている[1][37](住民監査請求や住民訴訟の詳細は後述)。

Colaboに類する団体である若草プロジェクトBONDプロジェクトぱっぷすへの追及も行っており、それらを総称して「WBPC」と呼んでいる[38]。また、赤い羽根共同募金に対しても疑惑があると主張している[39]水原は「公金チューチュー」といった表現も用いており[40]、「ナニカグループ」という言葉を使ってそれらの法人が持つとする利権や思想に関する主張をしている[41][注釈 4]小川たまかがTwitter上でナニカグループの定義や意味について質問した際は、「個人からの質問に回答する義務は無い」と回答を拒絶した[44]が、一方でTwitterやYoutubeにおいて「ナニカグループはアメーバのような集合体である[45]。黒幕とかはいない[46]。誰がトップとかもない[47]。利権、コネ、思想などで、ゆるく繋がっている[48]。(ゆるい繋がりなので)統率は取れてない[49]。完全に1つの思想で動いてるわけでもない[50]。指揮系統もなく、都合の良い時に集まってきて責任を取らない連帯で繋がるグループである[51]」「北朝鮮正義連)、共産党立憲民主党社民党れいわ新選組矯風会(在日キリスト)、抱樸奥田知志SEALDSとか)、日本赤軍がバックにいる。厚生労働省村木厚子)もついてる[52][53]日本財団警察官僚東京新聞朝日新聞毎日新聞あたりにも根を張ってる[54]」「ナニカグループは対人社会的抹殺能力を群体として有しており、個人で太刀打ちはできない[55]。逆らうと、総出で社会的に殺される[56]草津冤罪事件もそんな感じだった。連携して文化を燃やしにくる[57]。ナニカグループと戦わないと、文化は全て焼き尽くされる[58]」と説明している。

Colabo側はこれらに対して「荒唐無稽なデマ」であると反論しており、2023年1月18日に行われたバスカフェ妨害行為を取り上げて「Colaboの会計に不正がある」とする「インターネット上にまん延する荒唐無稽なデマや過激な誹謗中傷に扇動された」「インターネット上のデマ言説をそのままなぞったもの」であると非難し、「デマや誹謗中傷を信じた人々は誹謗中傷に加勢するだけではなく、シェルターを晒すとか、Colaboのバスを切り付けるといった物理的暴力も始めた」として水原とその賛同者を批判している[59][60]。一方で、水原は2022年12月14日の時点で、「僕は正式に権利として認められた知る権利や手続きを使って戦います。バスカフェやコラボ事務所へのリアルでの突撃、秘匿されてる10代女子シェルターの情報暴露、このような行為を一切否定します。僕の賛同者はこのようなことをしないでください」「そのような迷惑行為を確認した時点でブロックします」と注意喚起をしており[61]、上記のような行為や誹謗中傷等を行う人物に対しては繰り返し注意・批判をしている[62][63][64][65][66][67][68]。また、「俺はなるくんと弁護団としか組んでない[69]」「俺の味方(仲間)はなるくんと弁護団だけ[70]」であるとしており、Colaboに行われた不法な攻撃に関して自身の関与・責任は存在しない旨を主張している。実際、「Colaboが受けた妨害行為等は、暇空茜が扇動した」という言説を広めた者に対して水原は名誉毀損訴訟を起こしており、地裁時点では「水原の一連の投稿は迷惑行為の実行を煽るような内容のものではない」と、水原の主張が認められ勝訴している(詳細は後述)[71]。 そして、バスの被害とされる傷は2022年4月以前から存在し、それが経年劣化で自然に広がったものであると主張している[72][73]

また水原は2023年1月10日のYouTubeの番組『ニュースあさ8!』に出演し、百田尚樹有本香と共にColabo表現の自由困難な問題を抱える女性への支援に関する法律に関連する問題について対談した。そのなかでColaboを機動戦士ガンダムシリーズのネオジオン軍に例えて、ジオン軍よりネオジオン軍の方が狡猾であったことを理由にColaboを侮ってはならないなどと主張し、HUNTER×HUNTERの内容を引用した発言を行った[74][75]

Colaboとの民事訴訟[編集]

Colaboによる水原への提訴[編集]

水原によるこれらの投稿に対して、Colabo側は2022年11月に、水原による「生活保護不正受給」などの主張は事実無根であり「団体と代表理事の仁藤夢乃に対する誹謗中傷が過激化している」として、水原に対して損害賠償と記事削除を求めて東京地裁に提訴した[76][77]

Colabo側弁護団の神原元は、衆議院第二議員会館で行われた会見で「デマを積み上げて信用を傷つけるサイバーハラスメントで、本質は『女性の権利のために立ち上がった人が気に入らない』という女性差別だ」[76][77](後述の住民監査請求に関して)、「リーガルハラスメントという言葉があり、合法的な嫌がらせだ。行政の透明性を高めたいなどの目的でやっているのかということだ。制度の濫用だ」[78]などと水原を批判した。ネット上では「弁護士が住民監査請求という市民の権利行使に対して使う言葉ではない」との反論があった[1]。また、この会見によって「リーガルハラスメント」がTwitterのトレンドに入り、水原のTwitterフォロワー数がその後1ヶ月で10万人以上増えるなど、この問題への注目度はさらに高まった[1]。水原は、「この会見での弁護士の言動は敵失だった」としている[1]

水原によるColabo側弁護士への提訴[編集]

このColabo側の訴訟に対して、水原は争う構えを見せている[79]。また、各種訴訟を行う・受けるための費用としてカンパを募っており、開始から24時間で2200万円[1]、7月31日時点で1億1104万7149円の支援が集まった[80]。自身へも殺害予告等が送られてきているとして、被害届を出すと述べた[79]。2023年1月、一連の動きの中で名誉を傷つけられたとして、水原はColabo側の弁護士である神原元太田啓子、後述の弁護士の伊藤和子と対する提訴をしたと公表した[81]

Colaboによる刑事告訴[編集]

2023年11月、Colaboは水原のSNS上での書き込みにより自団体への風評被害が出たとして水原を刑事告訴した。2024年2月16日、警視庁新宿警察署は水原が2022年9月に書いた「Colaboは10代の女の子をタコ部屋に住まわせて生活保護を受給させ、毎月一人6万5千円ずつ徴収している」という内容のnote記事がColaboに対する名誉毀損であるとして水原を書類送検した。この際、警察は起訴判断を検察に委ねる「相当処分」の処分意見を付記して送検した。水原は容疑について「ホームページを見て論評を書いただけ」であると話している[82][83][84][85][86]

東京都若年被害女性支援事業に対する住民監査請求・住民訴訟・国家賠償請求訴訟[編集]

Colaboに関する東京都若年被害女性支援事業[編集]

住民監査請求[編集]

水原はColaboと東京都との間で交わされた若年被害女性等支援事業に関する委託契約をめぐる会計に不審な点があるとして2022年9月と11月に東京都監査委員に住民監査請求を行った[87][88][89][90]。9月分は棄却。11月分は2023年1月4日に結果が公表され、ほとんどの請求事項は「妥当でない」と退けられたが[91]、領収書がない経費が計上され、領収書があっても疑義があるケースが確認されるなどとして、「精算には不当な点が認められ、その限りでは本件請求には理由がある」と認定。東京都福祉保健局に2月28日までの再調査を勧告した[92][93]。東京都の住民監査請求で勧告が出たのは2016年8月以来、約6年ぶりであった[94]

2023年3月3日に再調査結果が公表され、複数の事業を担当している税理士などの報酬を案分せず計上した経費など約192万円を経費と認めなかったが、これら以外の事業費2713万円は経費として認定された。Colaboが委託費の上限2600万円を上回る経費をかけて事業を行ったことが確認されたため、都に返還される委託費はゼロという結果になった[95][96][97]

住民訴訟[編集]

水原は2023年1月公表の監査結果について「監査の段階でColaboが新たに出してきた帳簿をもとに、僕の主張の大半を退けている」「その新たな帳簿は、これまでcolaboが公開していた会計書類と矛盾する。現時点で信頼性は皆無」「まったく納得していません」として、住民訴訟を提起した[1][98]。3月13日、住民訴訟の初回口頭弁論が行われた。この口頭弁論では、水原側代理人を務める弁護士の渥美陽子によって、水原による声明文が読み上げられた[99]

BONDプロジェクト、若草プロジェクト、ぱっぷすに関する東京都若年被害女性支援事業[編集]

住民監査請求[編集]

水原はColaboに続いてBONDプロジェクト若草プロジェクトぱっぷすの3団体と東京都との契約に対しても「様々な点において不当がある」などと主張し、2023年2月から3月にかけてに8件の住民監査請求を行った。東京都監査委員は同年4月から5月にかけて、「主張には理由がない」としてColaboと同様に8件の住民監査請求を棄却した[100][101]

住民訴訟[編集]

住民監査請求の棄却を受け、水原は2023年5月にこれら3団体との契約に対しても住民訴訟を行った[102]

国家賠償請求訴訟[編集]

水原はこの3団体が関係する令和5年度若年被害女性等支援事業の公文書について開示請求を行ったが、東京都は「開示請求日時点では確定していなかった事項で、当時未確定だった事項を公開すると都民の間に混乱を生じさせるおそれがある」として、これを不開示とした[103]。それを受け、水原は「不開示決定日は対象団体確定後であり、この不開示理由は舐めた言い訳を通り越して違法である」として、2023年9月に不開示取り消しを求めて国家賠償請求訴訟を提起した[104]。2024年3月に判決が下り、「開示・不開示を判断する基準日は東京都が勝手に決めて良いものではなく、開示請求日を基準にして不開示決定をしたことも誤りである。東京都の主張はいずれも採用できず、不開示は違法である」として不開示を取り消し、水原が勝訴した[105][5]

その他の民事訴訟[編集]

のりこえねっとに対する提訴と敗訴[編集]

2022年12月、水原がYoutubeに投稿した仁藤夢乃を批判する2件の動画がDMCAに基づく申し立てにより削除された[80][106]。申立人であるのりこえねっとが運営する「のりこえねっとTube」は、水原の動画中で使用された仁藤の顔写真の著作権者であると主張した[80]。水原は即座にYoutube運営に対して異議申し立てを行い、Youtube運営はのりこえねっとに対して水原が行った「著作権侵害」への法的措置を取った証拠を提出するよう求めた[107]が、法的措置が取られなかったため、水原の異議申し立てが認められ、動画は復活した[108]

水原はこの件について「不当な著作権侵害申し立て」[106]であると主張し、のりこえねっとに対して不法行為に基づく165万円の損害賠償を求めて提訴した(代理人:垣鍔晶)[109] [110]。この提訴について水原は「俺は不当な攻撃されると燃えるんだよ 思い知らせてやる」と述べた[80]

仁藤によれば、同訴訟での当事者尋問について水原は「身の危険があるため衝立がなければ出ない」として拒絶した[111]。この対応ひついて仁藤は「彼らの嫌がらせでデマ、殺害予告レイプ予告、自宅近くに変な男が来るとか被害受けてるのは私たちなのに。私達は正々堂々闘うつもり。彼らはネットではイキってるけど、ネットではイキったこと言うけど現実の法廷での裁判ではすごく逃げてる感じ。そういう人達を応援してる人達も早く、おかしいと気づいてほしい」と述べた[111][112]。一方で、この仁藤の主張ついて水原は「裁判長が衝立かビデオでやるとか?って提案したら、神原弁護士が衝立もビデオも認めない!って吠えただけなのに、それを俺が衝立求めたとか嘘を広めた」と主張している[113]

2023年8月24日、中島基至裁判長は水原の訴えを棄却し、訴訟費用を水原の負担とした[80]。のりこえねっとが権利を主張した写真は、新聞記事に仁藤の写真を載せるためにのりこえねっとがカメラマンに撮影を依頼して作成したものであり、のりこえねっとが権利を持っていると認定され、判決文には「したがって、原告の主張は理由がない」「原告の主張は採用することができない」と記された[110]。判決言い渡し日には、水原も代理人の垣鍔も出廷しなかった。

反応[編集]

判決について水原は、「過去にこういうことがありましたという証言だけで物証もなく、そのときに著作権が譲渡されていたと認めるのはいかがなものかと思う」と疑いを再提起したが、DMCAでの攻撃をこれ以上させないという目的は達成したため控訴せず、のりこえねっとから訴訟が提起されたためそちらの防御訴訟で改めて戦うとした[114]

のりこえねっとの代理人の神原元は判決後の記者会見で「弁護士を20年やっている中で体験したことのない裁判だった。原告は訴状1本出して、それ以上の反論がなかった」「著作権があるという証拠を見たら、参りましたと。常識ではちょっと考えられない裁判」[80]「裁判そのものが遊びになっている。こちらを嘲笑する道具になっちゃってる」と述べた[115]。また、動画の削除からわずか4日で水原が提訴したことについて、「普通の弁護士だったら(依頼者が言う通りなのかどうか)調べますよね。4日ということは何も調査せずに裁判を起こした」「こんなことで社会に迷惑をかけることが許されるのか」と、垣鍔晶を批判した[80]週刊金曜日は垣鍔への電話インタビューを試みたが、保留の後に一方的に電話を切られたという[80]。のりこえねっと所属の辛淑玉は「確かなのは、Colabo叩きの一環としてのりこえねっとを使ったということ」「のりこえねっとにとっては、申し訳ないけれど軽い裁判でした。でもそれにつきあわなければならないしんどさがある」と述べた[80]

共同通信記者に対する訴訟[編集]

2023年4月22日、「暇空への支援やカンパは統一教会からのものである可能性がある」「Colaboが受けた妨害行為等は、暇空茜が扇動した」という言説を広めたのは名誉毀損だとして、共同通信記者である桜ういろう[116]を提訴したことを発表した[117]

2024年3月2日に判決が下り、前者については「桜ういろうのツイッターアカウント名やプロフィールに信憑性があると認識させるような職業や役職等が記載されておらず、当該投稿内容についても、桜ういろう独自の認識か断片的な情報であり明確な根拠に乏しい投稿であることが一般読者も容易に認識できる」として棄却された。後者については「この投稿を読んだ一般読者は、水原がColaboへの迷惑行為をするよう煽り立て、煉獄コロアキが迷惑行為を実行したのだと認識する。しかし水原の一連の投稿は、迷惑行為の実行を煽るような内容のものではない。それにも関わらず、当該投稿は『水原は迷惑行為をするよう仕向ける人物である』という印象を与えるから、水原の社会的信用を低下させるものである」として、桜ういろうに対して22万円の支払いを命じた[118]

桜ういろうはこの判決に対して控訴している。

誹謗中傷者に対する提訴と勝訴[編集]

2023年10月30日、水原が行ったカンパ金の募集について中傷していた人物に対して、水原が165万円の損害賠償を求めて起こした訴訟において[38]、東京地方裁判所は発言の違法性を認定し、被告に対し33万円の支払いを命じた。被告は控訴期限までに控訴しなかったため、判決が確定した[119]

伊藤和子への民事訴訟[編集]

水原による伊藤への提訴と第1審敗訴[編集]

水原は、自身の活動について弁護士の伊藤和子がColaboの事業に対する妨害活動だとツイッターに投稿したことは水原への名誉毀損であるとして、伊藤に165万円の支払いを求めて提訴した。2024年2月5日、東京地方裁判所は、伊藤の当該投稿は、訴外弁護士に対する批判を行うために、対立していた水原の言動に対する評価を援用したに過ぎないため、不法行為を構成するだけの水原の社会的評価の低下がないと判示した[42][43]。さらに、東京地方裁判所は、「念のため」と示しつつ、仮に社会的評価の低下があったとしても、水原がツイッターに労働・知能の面において生物学的に女性が男性に劣ることを旨とする書き込みを行いながらColabo代表の仁藤夢乃を「自称フェミニスト」と否定的に論評したこと、また具体的な根拠を挙げることなく「公金チューチュースキーム」と書き込んだ水原が前述の公金不正受給を理由とする住民監査請求を行っていたことから、伊藤が水原の活動についてColaboに対する妨害活動だと信じるに相当な理由があったと認定し、伊藤の故意又は過失は認められないとした[42][43]。一方で、社会的評価の低下がない名誉感情侵害についても、伊藤の投稿が訴外弁護士に対する論評であり、水原による「妨害」・「差別」・「脅迫」の具体的内容を示していないことや前述の水原の言動を理由に、社会通念上許容される限度を超えた侮辱行為はなく、人格的利益を侵害する不法行為とは認められないとして、水原の訴えを棄却した[43]。伊藤は、この判示によって水原の言動によって真実相当性が認定されたことが重要であると指摘する[43]

水原は、控訴することを明らかにし[120]、伊藤も控訴審に向けた支援を呼びかけた[43]

伊藤による水原への提訴[編集]

伊藤は、水原による自身に対する「ナニカグループ」あるいは「公金チューチュースキーム」といった表現を名誉毀損として訴え、加えて水原による自身の写真の無断使用についての肖像権侵害を理由とする別訴を提起し[121]、東京地方裁判所における上記判決の際には、情報提供者への感謝を示した[43]。水原は、2024年1月27日に伊藤のこの反訴が「却下された」うえで、本件について「別訴で訴えられました」と報告し、伊藤の請求について、金550万円の支払いとツイート及び動画の削除、「暇な空白」のnoteに謝罪文の掲載を求めるものであったことを明かした[122]

男子大学生に対する提訴と敗訴[編集]

水原は、男子大学生が水原が書いたnote記事に対してTwitter上で「書き手の頭の悪さがよくわかる記事」「書く力・聞く力・話す力・論理的思考力・判断力が足りていない」などと書き込んだことで自身の名誉感情が侵害されたとして、大学生に対して150万円の慰謝料と15万円の弁護士費用の計165万円の支払いを求めて提訴した。2024年2月28日、東京地方裁判所は水原の請求を棄却した。東京地裁は大学生の書き込みが水原の能力を否定するものであったことから侮辱的表現であると認定した一方で、大学生の書き込みは水原のnote記事に対する批判や意見であること、そもそも事の発端が水原が東野篤子に対して「メス」などと呼称したことにあり、その後も「バーカ」「アホ」等の侮辱的な表現を行っており、SNS上で多数のフォロワーを持つ水原が東野に対する侮辱的な投稿を行えば閲覧者などの第三者から相当程度の厳しい批判や否定的意見を受けることが予想できたこと、大学生の侮辱的書き込みは2回なのに対し水原は大学生に対してはるかに多い回数の「IQ3」「キッショイ」等の侮辱的書き込みを繰り返したことを上げて、水原の名誉感情が害されたとしても大学生の書き込みは社会通念上許容される限度を超える侮辱行為とまでは言えず不法行為を構成しないとして、水原の請求を棄却した[123]

水原はこの判決に対して控訴している。

NHK取材メモ漏洩騒動[編集]

NHKは情報番組『首都圏ネットワーク』でネットでの誹謗中傷をテーマとした5分ほどの特集を放送するために、2023年6月頃までに水原のシンパとしてColaboおよび代表の仁藤へ誹謗中傷を行っていた(後にColaboに謝罪し、和解した)人物[124]に対してインタビュー取材を行っていた[125]

11月28日、水原は「タレコミ」があったとして、部外秘である放送前の番組企画書とインタビュー全文をインターネット上に公開・拡散した[126][127][128]

12月1日、NHKは取材源秘匿の原則が守られず情報漏洩が起こったことを事実として認め謝罪した。また情報を水原に渡した人物はNHK子会社が契約している派遣職員でテロップを制作するスタッフであると説明した。当該スタッフはNHKの聞き取りに対し「水原の投稿を見ていた」「(水原と)個人的関係は全くない」旨を説明し、「興味本位でやった。大変なことをしてしまい、申し訳ない」と反省の意を表明したと説明された[125][129]

12月20日、水原はジャーナリストの安田浩一からこの情報流出の件についてどのように考えているかを質問されたことを明かし、「NHKが偏向報道を企てていたことが明らかになったように思う」と回答した[130]

2024年3月29日、NHKの専務理事の山名啓雄が参議院総務委員会において本件について改めて謝罪し、情報端末への外部スタッフのアクセス権限を絞るなどの再発防止策をとったことを明らかにした。また事案の重大性を踏まえて、NHKが人材派遣会社に情報漏洩を引き起こした派遣職員を厳正に処分するよう要請し、その結果として同年1月9日付で派遣職員が懲戒解雇されたことを明らかにした[131]

著名人の見解[編集]

水原の活動について、著名人からも言及された[132][44]。評論家の白川司は、水原を「萌え系が新しい保守のあり方として成立する過程で誕生したニュータイプのヒーロー」と評した[39]。塩野谷恭輔は、水原の主張は「右派」的であると述べている[133]。随筆家の銀色夏生は、百田との対談の中で水原が語ったことについて、「印象深い」と評している[134]

文芸評論家の藤田直哉は、水原が「ラスボス」という表現を使うなど不正を探すオンラインゲームを集団でプレイしているかのような「ゲーム的な運動方法」だと分析した上で、米国でQアノンなどの前身になったとされるゲーマーゲート集団嫌がらせ事件と似ており、心配だと述べた[3]。水原の支持者についてQアノンをもじった「暇アノン」という蔑称も生まれている[1][135]

弁護士の伊藤和子、ジャーナリストの望月衣塑子菅野完は水原の主張と行動を批判した。これに対して水原は伊藤に関しては上述の神原と太田と同時に[81]、望月衣塑子と菅野に対してもそれぞれ訴訟を提起した[38]。(上記節参照)

弁護士の杉山大介は水原に対して「正当性を辛うじて認められたのは「監査請求をした」という点のみで、後は本来、ネットの与太話のひとつにすぎない」という見解を述べ、それを社会問題として捉える環境が揃ってしまったことで名誉毀損訴訟が深刻な機能不全を起こしていると指摘している[136]

作品[編集]

著書[編集]

  • 『ネトゲ戦記』KADOKAWA、2024年2月21日。ISBN 978-4-0468-3394-5 
    #グラニ社とのトラブル・訴訟をまとめたもの。

コンピュータゲーム[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ ただしSAO作中の描写および原作者による「スイッチ」の解説と、水原による「スイッチ」の解説とでは内容が大きく異なる[22][23]
  2. ^ 水原による造語で、「相手の文章から読み取れる相手の認知から、相手の背景や情報を読み取る」技能であるとしている[26]
  3. ^ 水原は、「仁藤さんは、作品に対して一方的に、自分たちの倫理観によって悪と決めつけ断罪して攻撃してきた」「仁藤さんの批判によって、温泉むすめの運営会社は『スポーツ文化ツーリズムアワード2021』の表彰を辞退までさせられた。このやり方は魔女狩りのレベルだ」「色んな人と関わって作品を作っている以上、作者は自分の思いだけで言い返すのは難しい。クリエイターはクライアントとの関係や世間的なイメージなどを人質に取られている。フェミニストはそういう反論できない人に向かって石を投げるので、これは許せない」などと主張し、「僕が代わりに戦おう」「じゃあ、あなた方がやっている事業は後ろ暗いところはないんだろうな、徹底的に調べあげてやると覚悟を決めた」としている。
  4. ^ ただしこれらの主張について、水原は具体的な根拠を提示できていない[42][43]

出典[編集]

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参考文献[編集]

外部リンク[編集]