佐藤愛子奨励賞

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佐藤愛子奨励賞
佐藤愛子奨励賞
直木賞作家佐藤愛子
婦人生活』1964年2月号より
受賞対象エッセイ
会場主婦会館:JR四ツ谷駅
COVID-19以前)
日本の旗 日本
主催一般社団法人随筆春秋
初回2020年 第1回
最新回2023年 第4回
受賞者
  • (第1回)鎌田優子
  • (第2回)白川妙子
  • (第3回)あんのくるみ
  • (第4回)原田澄子
公式サイト随筆春秋 公式ホームページ
同人誌 随筆春秋チャンネル
人物
国籍 日本の旗 日本
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チャンネル
活動期間 2021年
ジャンル 純文学エッセイ
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随筆春秋の現在のロゴ(早坂暁の揮毫)

佐藤愛子奨励賞(さとうあいこしょうれいしょう)は、直木賞作家佐藤愛子の名前を冠した公募の文学賞。対象は、エッセイ随筆春秋賞で知られる、一般社団法人随筆春秋が主催している。

概要[編集]

随筆春秋[注 1]において、2020年から佐藤愛子奨励賞が新設[1]された。随筆春秋賞とは独立した賞である。ただし、佐藤愛子奨励賞も随筆春秋賞応募作品から選出される。別途応募の必要はない。

佐藤愛子がこれはと思う作品、作品としては不完全だが期待が持てる作品などに与えられる。したがって、随筆春秋賞と重複しての受賞[1]や、随筆春秋賞では選外の作品が受賞することもある。

佐藤愛子は、随筆春秋の指導者を30年近く務めている。2022年には、第3回 佐藤愛子奨励賞 受賞者が決定[2][3][4]した。

選考委員[編集]

  • 佐藤愛子(直木賞作家|代表作『戦いすんで日が暮れて』『血脈』『晩鐘』)

主な関係者一覧[編集]

随筆春秋事務局[編集]

 (太字|存命人物)

   

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 「随筆春秋」とは、「随筆」つまりエッセイを、「春秋」つまり春夏秋冬、ようするに1年中、引いては、傍らに置いて、一生、愛し続ける、というのが、言葉の本来的な意味合いである。「春」と「秋」の年2回、同人誌を発刊するから「随筆春秋」という、というのは俗説である。

出典[編集]

  1. ^ a b https://www.amazon.co.jp/dp/B093TDBPHF/ 左記、Amazon販売サイトに、随筆春秋第55号が掲載されている。表紙には、第1回 佐藤愛子奨励賞発表の文字が印刷されている。その21ページ以降に、第1回 佐藤愛子奨励賞は、鎌田優子「孤独と愛」であり、これが、第26回 随筆春秋賞 佳作と同時受賞となった経緯などが綴られている。佐藤愛子本人の筆による文章である。
  2. ^ https://www.amazon.co.jp/dp/B09ZH94V58/ 随筆春秋第57号が、左記Amazon販売サイトに掲載されている。表紙に、第2回 佐藤愛子奨励賞発表の文字が印刷されている。その32ページ以降に、第2回 佐藤愛子奨励賞が、白川妙子「ウィーン国際空港味噌事件」に決定した経緯などが綴られている。佐藤愛子本人の筆による文章である。
  3. ^ 第27回 随筆春秋賞 発表・第2回 佐藤愛子奨励賞 発表”. 一般社団法人随筆春秋. 2022年5月8日閲覧。 “第2回 佐藤愛子奨励賞 受賞 白川妙子「ウィーン国際空港味噌事件」”
  4. ^ https://zuishun.net/zuisyun-2022-winners-ver2/ 第3回佐藤愛子奨励賞の受賞者が発表されている。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p https://zuishun-episode.amebaownd.com/posts/23057733 左記は、「随筆春秋資料室」内の「随筆春秋とは」というウェブページ。ここに当該人物の随筆春秋との関わりについて記述がある。 
  6. ^ a b 堀川とんこうと日本の住宅文化”. 一般社団法人随筆春秋. 2022年5月8日閲覧。
  7. ^ 直木賞作家 佐藤愛子の誕生と業績”. 一般社団法人随筆春秋. 2022年5月8日閲覧。
  8. ^ 脚本家 竹山洋。牛丼はご馳走……”. 一般社団法人随筆春秋. 2022年5月8日閲覧。

関連項目[編集]

随筆春秋第57号(2022年3月)

外部リンク[編集]